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建築状況

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■地鎮祭

 3月21日地鎮祭を行った。11時からの予定だったので、10分前に現場に到着すると、工務店の方と、神主さんが既に到着されていた。少しハプニングがあって、開始が多少遅れたが、神事は滞りなく終了した。大熊工務店の担当される(?)大工さん2人とお話をしたが、親切そうな感じの方々であったので安心した。
 しかし、ハプニングについては、少し気になる。社内の連絡がうまく取れていないように感じてしまう。今後に期待しよう。


■柱状改良工事
 3月29日に柱状改良工事が行われた。家の基礎となる部分の地下34カ所に長さ3mにわたって固化剤が加えられ、攪拌された。妻が見に行ったが、34カ所も孔が掘られているようには見えないと電話してきた。工務店の担当者の方に電話して、確認したところ、34カ所確かに施工されているが、土が上に覆い被さっているため、見えないとのこと。基礎工事が行われる頃には土を掘り返すので、露出することから、確認できるのではないかとのことだった。

 左は、機械によって地面に固化剤を加えて攪拌している様子を示す写真である。


■根切り工事
 4月5日に根切り工事と、砕石工事が行われた。
 根切りとは基礎を作るために、地面に穴を掘る事を言いうようだ。穴の底を根切り底と呼び、当該部分で建物の全荷重を支えるらしい。なので、根切り底全体にわたって、不純物等が混じっていない、引き締まった状態である事を確認して、次の工程に進む事が大切なようだ。特に、不純物等が混じっているようには見えない。大丈夫なようだ。

 左は、工事前の写真である。現場は、赤茶色の土で覆われている。
 左は、砕石工事が完了した後の現場の写真である。家の地盤となる部分に砕石が敷き詰められている。丸い部分は、柱状改良杭の頭が露呈している部分であると思われる。


■配筋工事
 4月11日に配筋工事が完了した。住まいの水先案内人の堀さんに工事状況を撮影した写真を転送してチェックしてもらったが全く問題ないとのことであった。なお、これ以外にもチェックポイントはあるが、今回送った写真だけでは分からないそうなので、再度、写真を送ることにする。

 左は、基礎配筋の間隔を示す写真である。基礎配筋の間隔は200mm以下が適正である。左の写真からは200mm程度となっているので問題ない。
 左は、基礎の立ち上がり部分のかぶり厚さを示している。この部分の厚さは40mm以上であることが望ましい。左の写真から、60mm程度となっているので問題ない。
 左は、底盤部分のかぶり厚さを示している。この部分は60mm以上であることが望ましい。左の写真からこの部分の厚さは、70mm程度は確保されているようなので問題ない。


■配筋工事
 コンクリートの打設前に、現場を再度確認することにした。以下に示すように、配筋については、問題はないようだ。他の現場の鉄筋の配置状況とも比較したが、大熊工務店の仕事はかなり丁寧であるように感じる。例えば、配筋同士はかなりがっちりと相互に固定されており、また、鉄筋の曲がり等もあまり見受けられない。あくまでも素人の感想に過ぎないが、全体的には、かなり丁寧に工事がされているのではないか。

 左は、全体の写真であるが、鉄筋が整然と配置されている様子が分かる。鉄筋の曲がり等は無いようだ。
 左は、鉄筋端部の写真である。この部分は、基礎の外周部分に対して100mm以上曲げることが望ましいが、測定した結果、150mm程度は曲げられているようだ。問題ない。
 左は、鉄筋の間隔を示している。鉄筋の間隔は200mm以下とすることが望ましいが、実測ではきっちり200mmとされている。問題ない。
 左は、底盤の鉄筋のかぶり厚を確保するためのスペーサの写真である。スペーサの厚さは、建築基準法では60mm以上とされている。実測では60mm以上確保されている。問題ない。
 左に示す、立ち上がり部分の鉄筋の重なっている部分の長さは、鉄筋の直径が10mmの場合は、270mm以上が望ましいとされている。実測では400mm程度は確保されているようだ。問題ない。
 左に示す、底盤の鉄筋の重なっている部分の長さは、鉄筋の直径が13mmの場合は、520mm以上であることが望ましいとされている。実測では、700〜800mm程度は確保されているようだ。問題ない。
 左の写真に示すように、立ち上がり部分に斜めの配筋(赤で囲まれている部分)が施されている。これはおそらく補強のための配筋ではないだろうか。このような配筋は、他の現場ではあまり見たことが無いように思う。


■コンクリート打設
 4月14日にコンクリートの打設工事が行われた。スランプ検査の結果及び成分等については問題ないようだ。

 左は、生コン車から基礎部分に対して生コンを流し込む作業の様子である。
 左は、コンクリートのスランプ値を測定する様子を示す写真である。スランプ値があまりにも小さいと、いわゆるシャブコン(水を大量に混ぜた不良コンクリート)である可能性があるが、型くずれしていないようなので問題ない。
 左は、コンクリートの組成およびスランプ値を示している。スランプ値は14.0cmとなっている。
 左は、コンクリートの強度を測定するための7本のサンプルの写真である。


■コンクリート打設
 4月15日、コンクリートの打設が完了した現場を見に行った。基礎の立ち上がり部分を除いて、コンクリートに覆われた状態となっていた。目視では、コンクリートに異常等は見られないようだ。

 左は、家の東側の写真である。
 左は、家の中央部分の写真である。
 左は、家の西側部分の写真である。
 左は、ダイニングの突出した部分の写真である。


■基礎立ち上がり型枠形成
 4月21日、基礎の立ち上がり部分の型枠形成工事が行われた。現場に工事内容の確認に赴いた。

 左は、型枠の内壁面から鉄筋までの距離(かぶり厚さ)を測定したものである。法律ではこの部分の厚さは4cm以上と定められているが、実測では5〜7cm程度であった。問題ない。
 左は、ホールダウン用のアンカーボルトと、型枠の内壁面との距離を示している。この部分も前述の場合と同様に4cm必要だあるが、実測では5〜7cm程度は確保されているようだ。問題ない。
 左は、型枠の内壁面間の距離を示している。この部分の距離は15cm以上あれば、多少の施工誤差があっても十分な厚みを確保できる。実測では15cmは確保されているようである。問題ない。
 左は、ホールダウン用のアンカーボルトの長さを測定したものである。この部分に対する規定は特にないが、72cm程度は確保されているようである。
 左は、アンカーボルトの配置状況を示している。アンカーボルトは後から修正することができるので、多少の曲がり等は問題ないようである。施工状態を横から眺めると、アンカーボルトが整然と、しかもまっすぐに配置されていることが分かる。問題ない。


■コンクリート配合報告書
 4月23日の打ち合わせの際に、「レディーミックスコンクリート配合報告書」を担当者の方から手渡された。内容は、レディーミックスコンクリート配合報告書、配合計算書、セメント試験成績表、骨材試験成績表、水質試験報告書、コンクリート用化学混和剤試験結果報告書、コンクリート技士登録証、日本工業規格表示認定書から成っている。

 左にレディーミックスコンクリート配合報告書と配合計算書の一部を掲載する。呼び強度、スランプ、空気量、塩化物量等は問題ないようである


■基礎完成
 4月28日に、基礎の立ち上がり部分の型枠が外され、基礎が完成した。

 左は全体図である。写真では分かりづらいが既に足場が組まれている。
 左は、基礎の立ち上がり部分の一部を斜め上方向から撮影した写真である。アンカーボルトがコンクリートから突き出した状態となっている。アンカーボルトに多少の曲がりはあるが、これは住まいの水先案内人の堀さんによると全く問題ないらしい。
 左はダイニングの突出した部分の立ち上がり部分である。変形した構造にも拘わらず、綺麗に仕上がっている。
 左は、アンカーボルトを真上から撮影した写真である。アンカーボルトは、立ち上がり部分のコンクリートのほぼ真ん中に位置している。多少、中央からずれているのが気になる。しかし、後から分かったことだが、アンカーボルトの位置は、土台となる木材の中央に位置するように予め位置が決められているようだ。


■基礎工事に関する感想
 基礎部分は住宅を支える最も重要な部分の一つであるため、念入りにチェックしたつもりであるが、工事に関しては、特に気になる部分はなかった。住まいの水先案内人の堀さんにもチェックしていただいたが、指摘事項及び変更点はなかった。
 現場は、新規分譲の土地であり、複数のハウスメーカ及び工務店が工事を行っていることから、他のメーカとの比較を行うことができたが、(株)大熊工務店の基礎工事は、かなり丁寧に行われているように感じられる。また、念には念を入れて、という姿勢も感じられた。あくまでも素人の感想であるが、工事の程度はかなり良好なのではないか。


1.地質調査によると、地盤改良はぎりぎり必要ない範囲であるにも拘わらず、地盤改良工事を薦められた。隣接する他の工務店の建物では、地盤改良が行われていない所もあるようなので、念には念を入れてという姿勢が伺える。

2.基礎配筋は、かなり丁寧に行われており、配筋同士の接合部分も針金で丁寧に結束されている。また、立ち上がり部分には(おそらく補強のための)斜めの鉄筋が付加されており、これは他の工務店等の現場では見られなかった。

3.養生期間は、底盤部分が5日間、立ち上がり部分が6日間も確保されている。打設時の気温では養生期間は1.5日程度で十分であることを考えると、ここにも念には念を入れての姿勢が伺える。同じ時期に基礎の工事を始めた他の工務店の現場は既に上棟が終わって屋根ができているにも拘わらず、当方の現場はまだコンクリートの養生中であったことは印象的である。

4.コンクリート打設後に「レディーミックスコンクリート配合報告書」を手渡された。また、希望すればコンクリートのサンプルももらえるらしい。このような書類等を呈示されることは、施主としては非常に安心感がある。

 上述のように、「工事に関しては」問題点は見られなかったが、工事以外では連絡不足等により、行き違い等が何度かあった。しかし、工事が適切に行われているという安心感があるので、そのような行き違いについてはそれほど気にはならなかった。




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